

2023/03/05
おやこで『金箔体験』
「伝統文化の体験 ~塗り箸に金箔を貼ろう~」というテーマで、おやこで金箔体験を行いました。今回は、仏壇師の櫛田先生に教えていただきました。
・午前中にブラウニー部門、午後からはそれ以外の部門が体験を行いました。箸に金箔を巻き付けるところなどは、実演して教えていただきました。
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- B「わー、ピカピカだね。」
B「金箔って薄いんだね。」
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- 師「和紙の間に金箔が挟まれています。取扱に気を付けてください。」
①箸に金箔を貼る部分を決めて、マスキングテープを貼る
②糊のはたらきをする『漆』を塗る
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- 量や乾き具合を判断するのが難しいので
アシスタントの方に塗っていただきました。
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- 「もうそろそろいいかな。この上に、金紛をつけてね。」「ありがとうございました。」
③色のついた金粉を漆を塗ったところに付ける
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- 竹ばさみで色付きの金粉を箸にかけます。
赤・緑・青の3色がありました。
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- それぞれの個性が表れる一番楽しい工程です。
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- 「つけ終わったら、トントンしてね。」
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- 緑色が大人気。トントンして
余分な金粉を落とします。
④箸を回しながら、金箔を貼る
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- 「模様の上から金箔を貼るんだね。」
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- 「一定のスピードで巻いていくんだよ。」
⑤刷毛で余分な金箔を落とす
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- 「刷毛でこすると模様が出てくるね。」
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- 「こすりすぎると金が落ちちゃうから、
気を付けなきゃね。」「きれいだね。」
⑥箸を立てて乾かし、箸袋を作る
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- この後、先生が防水加工を施してくださり、
完成となります。
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- 箸袋も一人ずつ作りました。
箸の完成が今から楽しみです。
活動を終えて
・今回の伝統文化体験では、塗り箸に金箔を貼りました。講師の櫛田先生にやさしく教えていただき、スカウトも保護者も貴重な時間を過ごすことができました。ありがとうございました。
・仕上げの工程で余分な金紛を落とした後、落とした金紛をきちんと回収し、また金箔にできるシステムがちゃんと確立されていることを知りました。金の美しさもさることながら、無駄を出さないシステムが整っていることにも感心しました。先人の知恵ですね。